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長野県東御市にあるRue du vinリュードヴァンさんに定植のお手伝いに行ってきました。
本当に勉強になりました。
机の上で勉強しているだけではなくて、実際に目で見ることは大事だなと改めて感じました。
この日は既に稼働している畑の抜けている部分を補う作業で、Sauvignon Blancソーヴィニオンブランの苗木を植えました。
そもそもなぜ抜けているかというと、写真の通りです。
幹を虫に食べられ、その部分より上に水分が行かなくなってしまったそうです。
写真の矢印の部分がっつり食べられています。
被害を受けた周辺部分は枯れていますが、根が切れた部分を見るととってもみずみずしい。(下の写真で伝わるかなー)
根はしっかり働いているけど、枝まで届かない状態なのですね。
こういう被害は早期発見すると、対処できて抜く段階まで進まないそうです。
そして早期発見には見やすいよう周りの雑草を取り除くことが大事だそうです。
ただ、広い畑、手で雑草を抜いていたら何人いても手が足りません。
ということで、雑草をカットしてくれる機械を購入されたそうで、その雑草カットマシーンが動きやすいよう木と木の間隔などを調整しながら定植しているそうです。
そして未だ若い木たちの細い枝は、雑草と間違えてカットされることもあるので、竹で添え木をして雑草に間違えられないように対策しているそうです。
機械化するにもその下準備が大変なんですね。
この竹たちが大事な役割を果たします。
そして、植える作業ですが、既に接ぎ木されたものが用意されていて、少し芽も出始めているので、下の台木部分(下の少し太い部分です)を持って畑に運びます。
根が乾かないように気を付けます。
そして左右決められた間隔を開け、土をかぶせます。
植えたあとは、水やりです。
間に入った空気を抜いて、しっかり根と土を定着させるのに、一つの苗に対して大きいじょうろ一杯分なみなみとあげます。
水分が少ない方がいいとされるワイン用ぶどうには、これが最初で最後の水やりだそうです。
数年後の姿が今から楽しみです。
昨日の続きです。
シャトーメルシャンを訪問した後は、目の前にある宮光園という場所に立ち寄りました。
趣のある建物の中には、ワイン醸造や観光ブドウ園に関する膨大な資料がありました。
その後、マンズワイン勝沼ワイナリーに行きました。
山梨県最大級の生産能力を誇るワイナリーだそうで、ツアーからすべてきっちりオーガナイズされていて施設も大規模でした。
大規模なこの感じ。チリのサンペドロSanPedroを思い出しました。
ここではプレミアムラインのソラレスを4種類ティスティングしました。
久々のワイナリー巡りに心が癒されました。
山梨県勝沼のワイナリーに行ってきました。
前回、GWに登美の丘ワイナリーに行って以来でしたが、毎週末ワイナリー巡りをしていたチリでの生活があったからか三カ月前が随分と昔に感じます。
まず勝沼に着いて、勝沼の景色が見える丘でBBQができるレストランに行きました。
週末には家族でBBQというのがチリでよくある休みの過ごし方。
みんなお家やマンションにキンチョと言われるBBQスペースがあるので、友人のうちに招いてもらったり、サッカーの試合を見ながらBBQをしたり、誕生日のお祝いでBBQ、などなど気軽にできちゃいます。
最初のうちはまたBBQだ…と思っていた私たちも帰国するころにはそのペースにすっかりはまりしばらくBBQしていないと欲するほどになっていました。
なのでこういうBBQができる場所があるとついつい選んでしまいます。
チリの名残なようです。
ここは、勝沼の町が一望できるとても景色のいい場所でした。
しかも混んでいなくてゆっくりと食事をすることができました。
腹ごしらえをして、シャトーメルシャンに向かいました。
ガーデンスペースがとてもステキでした。
シャトーメルシャンではこちらを試飲しました。
メルローとマスカットベリーA、そしてCHは二種類、長野シャルドネ2014と北信シャルドネミッドナイトハーベスト2014。
このミッドナイトハーベストが私たちは好みでした。
深夜2時くらいから明るいうちまでに収穫をし、香りが実の方に凝縮されている深夜に作業を終えるそうです。
手摘みで、深夜にヘッドライトに収穫という手間もかかっているため他より少しお高めでしたが、その労力を聞くと納得のお値段でした。
きれいでおしゃれな建物とオーガナイズされた施設が、さすがメルシャンだなーと感じました。
・・・次に続く。
日本は只今GW真っ只中です。
4年ぶりのGW@日本です。
折角日本に居るのだから念願の日本のワイナリーも訪ねてみようと、サントリーの登美の丘ワイナリーに行ってきました。
見学者の為に、場内の流れや、施設がきちんと整えられているところが、チリのSanPedroというワイナリーと似ているなーと懐かしく感じました。(SanPedro訪問の記事はこちら)
着いてすぐ総合受付へ行き、ゴールデンウィーク限定の自家ぶどう畑巡回バスツアーに参加できるということで、早速バスに乗り込んで畑へと行きました。
車内で説明を聞きながら、標高600Mの場所にある畑を目指します。
着いて、畑をみた第一印象、雑草の多さに驚きました。
途中で刈るするそうですが、根こそぎではなくカットするだけで雑草とブドウの木を共存させるそうです。
下記の写真はCSの木なのですが、上に針金のアーチがあります。
今まで見たことのないものだったので質問してみると、雨の時期に雨除けのカバーを置くためのものとのことでした。
チリはオフシーズンの冬にわずかに雨が降るだけなので必要ないので、こういうのはどこにもなく、今回初めて見ました!!!
そして、もう一つ初めて見たものがありました。
棚仕立ての木。
垣根仕立てもありますが、棚で仕立てられているものもたくさんありました。
同じく、チリはシーズン中に降雨量も少ないので、棚にする必要がないのです。
でも日本はしっかりと梅雨があるので、棚仕立て多いみたいですね。
(撮り忘れたため、棚仕立ての写真、サントリーさんのHPより拝借しました)
こんな感じで150haの土地で、葡萄が栽培されているそうです。
そして仕立てに関係なく、すべて手摘みで収穫されるそうです。
久々のブドウ畑で楽しい時間を過ごすことができました。
ツアーが終わって、ティスティングバーで以下の3つを注文してティスティングをしました。
1. 登美 CH 2012 販売価格10000円
2. 登美の丘 ビジュノワールBijou Noir 2012 販売価格3700円
3. 登美 CS45%, ML35%, PV20% 2009 販売価格12000円
ビジュノワールって品種、山梨27号(甲州三尺×メルロ)とマルベックを交雑して作ったものだそうです。
他にもリースリングフォルテという同じく甲州三尺にリースリングをかけ合わせた品種も有ったりで、
日本のワインのことを知らなさ過ぎて勉強したいと感じました。
ツアーの翌日はレンタカーを借りて自分たちでワイナリーを回りました。
チリと同じく、左ハンドル、右車線なので運転しやすいだろうと、運転する気満々な私でしたが、なんと国際免許証を持っていくのを忘れてしまいました。
主人からは、わざと?と言われましたが…笑
まずはGolden Gate Bridgeを渡って、ナパバレーまで、そこから最初の目的地Opus Oneを目指しました。
Opus Oneは要予約だったので朝一番早い時間を予約していましたが、朝一番でもたくさんの方々が来ていました。
2011年か2009年のワインを選んでティスティングできます。
両方飲み比べたいとこでしたが、値段に負けて2009年だけをティスティングしました。
噂通り、お高かったです!!
でも、でも、とってもおいしかった~!!
この後数か所回るのですが、ナパバレーで飲んだワインの中でダントツおいしかったです。