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チリワインのブログ | Vinos de Chile

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Posted by  Akiko Nagae on  | 

CASA BAUZA訪問 【Chile2017】

ブエンモストで扱っているワインのひとつ、"Blend"ブレンドを作っているワイナリーCasa Bauzaカサバウサを訪問しました。

 CASA BAUZÁ Presentation 2016 ENG-1 IMG_0417.jpg


Casa20Bauza20ensamblaje-320x320_201710251312320e8.jpg

Bauza Familyは1925年から、チリ北部のLimariリマリヴァレーでぶどうの蒸留酒のPiscoピスコや、Pajarete(PAXARETTE)パハレテと呼ばれる甘口ワインを作り、海外にも輸出をする事業をしていました。

BAUZÁ Presentation 2016 ENG (002)-15  

Pisco↓
bauza-aniversario-pisco-320x320.jpg 
Pajarete↓
bauza-late-harvest-2011-320x320.jpg 


1996年にLorenzo Bauza氏が現在ワイナリーのある場所、Maipoマイポヴァレーの北部のTiltilティルティルの畑を買い、1998年よりスティルワイン用にオーガニックぶどうの栽培も始めました。

CASA BAUZÁ Presentation 2016 ENG-4 

このTiltilティルティルですが、MaipoNorteマイポノルテと呼ばれる首都サンティアゴの街より北側、Aconcaguaアコンカグアヴァレー寄りに位置しています。

(がTilTilです)
mapa tiltil

mapa tiltil (2) 
(Wines of Chile)

海抜525mと標高は高くないものの、日較差(昼と夜の気温の差)もしっかりあり、ぶどう栽培には非常に良い環境です。


ここでは、醸造家のNatalia Pobleteナタリアがワイナリーを案内してくれました。

同年代の女性同士いろいろと話し込んでしまい、横道に逸れることも多々ありましたが、
とても刺激を受けたいい一日となりました。

winemaker-03.jpg

中に入ると、お仲間たちが月に一度の作業中でした。
樽を清潔に保つために、空の樽の中を燻しています。

IMG_5565.jpg

エチケット貼りもすべて手作業です。

大手とは違い、まだまだなにかとマニュアルな部分が多いですが、皆さん楽しそうに作業されていて、チームバウサの雰囲気の良さを感じました。

Bauza ラベルはり  

Casa Bauzaでは二種類のスティルワインを作っています。
"Blend"と"Presumido"です。
どちらもカルメネールがベースとなっています。

ボトルではこちらをティスティングさせてもらいました。 

①Blendブレンド2015
Alc.13.6%
とってもフルーティーで、チェリーの香りが強く出ていました。
2015年からブレンドにPetit Verdotを追加したそうです。
ボトリングしたばかりだから、少し寝かせて落ち着かせる必要があるが、今の状態でこの美味しさ。
落ち着いた時が楽しみで仕方ありません。

②Presumidoプレスミード2015
こちらも 8月にボトリングしたばかりだそう。
2014年は甘みが印象的でしたが、それと比べると2015年は辛口感増した気がします。

IMG_5577.jpg

この2本にも使われているベースのカルメネールは、ワイナリーから2kmほど離れた畑で採れた樹齢19年のオーガニックぶどうを使用しています。

IMG_0167.jpg 


ボトリング前のサンプルもテイスティングさせてもらいました。

①FlexCubeに入ったCarmenereカルメネール2016

写真を撮り忘れてしまったので別のワイナリーで撮影したFlexCubeの写真ですが、ご参考まで。

 IMG_5530.jpg

②卵型コンクリートタンクに入ったCarmenereカルメネール2017
最近Sonomaから届いたそうです。中央にCasa Bauzaの名前入りだと嬉しそうに教えてくれて、ナタリアもとてもお気に入りの様子でした。

IMG_5559_201710251339526ae.jpg  

③Foudre(オーストリア)Carmenereカルメネール2017
こちらも今年購入したそうです。

④Foudre(オーストリア)CabernetFranc2017
こちらの大樽も今年購入したそうです。
中に入っているCabernetFrancは買いブドウですが(樹齢20年、Maipo)、もう少し時間をおけばかなり良いものになりそうです。

⑤Foudre(イタリア)Carmenereカルメネール2017
こちらも今年購入したそうです。

⑥Foudre(イタリア)CabernetSauvignon2017
こちらの大樽も今年購入したそうです。
そして中に入っているカベルネソーヴィニオンですが、いつもは自分たちで作ったぶどうを使うそうですが、2017年は思うようなものではなかったのでMaipoAltoから買ったそうです。(樹齢13年、収量8000kg/ha)

IMG_5568.jpg

⑦大樽(ADOUR)Carmenereカルメネール2017

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⑧木樽Petit Verdotプチヴェルド
Petit Verdotプチヴェルドは2014年、2015年と作ったけれど、3回目の今年でようやく納得のいくものができたようだと、醸造家のナタリアが満足そうな様子で語っていました。

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これらが熟成後どう変化するのかも楽しみです。

 


こんなにもたくさんテイスティングさせてもらったにも関わらず、
サンティアゴに戻ったその夜、レストランでまたバウサを注文してしまいました。笑

アルゼンチンステーキの名店、Happeningハプニング

IMG_5308.jpg 

ワインリストには100以上のワインが載っていたかと。
赤身のお肉とも会う、単体でも進む進む。

さらに虜になってしまいました。笑

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Category : Maipoマイポ
Posted by  Akiko Nagae on  | 0 comments 

解禁!!

出産してから約二カ月。

授乳のためにお酒は控えてきました。

授業でテイスティングするたびにゴクって飲んでしまいそうな誘惑と戦いながら、なんとかクリスマスイブの日まできました。

でもクリスマスイブくらいは解禁!!ということで事前に搾乳していた母乳と粉ミルクを用意してワインを飲もうと、迷いに迷った結果、Antiyalアンティジャル・アンティヤルのKuyenクジェン・クンエンの2011を久々に飲む一本に選びました。
(Antiyal訪問時の記事はこちら

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久々にワインがのどを通っていきました。

本当においしかったです。

多分、久々に飲んだからではなく、このKuyenが最高においしかった。

ここのワインは、チリで初めてオーガニック栽培を始めたAlvaro Espinozaの所有するワイナリーAntiyalで作られたもので、ビオディナミ製法で作られているのに、俗に言われているビオ香?ビオ臭?と言われるものも感じられず、味もしっかりしてて、口当たりも良くて、余韻も長い。

品種:Syrah 57%、Cabernet Sauvignon30%、Carmenere 11%、Petit Verdot 2%

このおいしさでチリでの販売価格約22000ペソ(約4400円)。
チリワインとしては高価格帯になりますが、でも飲む価値ありです。

火がついてしまい、Antiyalの他のワインたちも久々に飲みたくなりました。

Category : Maipoマイポ
Posted by  Akiko Nagae on  | 2 comments 

Almaviva訪問

チリワインの中でも有名なAlmavivaアルマヴィヴァ。
ずっとずっと行ってみたいワイナリーでしたが、ようやく行くことができました!!

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Almavivaは、フランスのシャトームートンロスチャイルドを所有する、Baron Philippe de Rothschildバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社とチリのConcha y Toroコンチャイトロとの合弁会社で1997年に設立されました。
初ワインはAlmaviva1996年だそうです。

フランス感がたっぷりなワイナリーを想像していましたが、訪問してみると予想に反して、チリの先住民族のマプチェ族の装飾の多いチリらしいワイナリーでした。

まず入口でこの像が迎えてくれます。

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MaipoValleyマイポバレーのPuenteAltoプエンテアルトという地域に85ヘクタールの畑を所有し、葡萄を栽培しています。
年間約15万本を生産しているそうです。

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同じ敷地内にChadwickもありました。

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2000年に完成したという施設内に入り、醸造工程を見せてもらいました。

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ちょうど圧搾作業をみることができました。

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Grand Chaiと呼ばれる樽の保管庫では充填しているところでした。

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この砂利で湿度をうまく管理しています。

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ボトリングから、エチケットを貼ったり、箱詰めしたりの出荷前の作業はここで手作業で行っているそうです。

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最後にこちらの部屋でティスティングでした。

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Almavivaのこのマークの実物がここに置いてありました。
この太鼓もマプチェ族が使っていたものらしいです。

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ティスティングでは2009年のものを飲ませてもらいました。

2009年は、初めてメルローを加え、Wine Spectatorで96点をもらった年だそうです。
CS 73%, Caemenere 22%, Cabernet Franc 4%, Merlot 1%

バランスが良くて余韻も長くて、文句なしにおいしかったです。

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でもそんなに頻繁に飲めるお値段ではないAlmaviva、セカンドワインのEpuもとてもおいしくておすすめです。 

wine06297.jpg 

エノテカ株式会社さんが輸入されていて、日本でも購入できるようです。(エノテカHP)




Category : Maipoマイポ
Posted by  Akiko Nagae on  | 0 comments 

Domus Aureaドムスアウレア

少し前のことになりますが、チリのLan航空のビジネスクラスでDomus Aureaドムスアウレアというワインが出されていました。

昨年行ったリッツのワインイベントでは一番おいしいなと思ったワイナリー Quebrada De Macúlケブラーダデマクルのものです。(イベントの記事はこちら


IMG_8790.jpg 

とてもおいしくて好きなのですが、チリではお高いので気軽に飲める感じではなかったのですが、
日本で販売されているのをネット上で見て販売価格に驚きました。
日本の半額近いお値段。。。
なぜだろう?
でもたまにある、こういうこと。
チリでの販売価格の方が高いという現象・・・

ちなみにこのワインリストはソムリエの学校の校長先生が監修していました。

これはCabernet Sauvignonメインですが、他に白でQuintayキンタイ, Q, Sauvignon Blanc, 2014,CasaBlancaがありましたが、意外とチリワインが少なくて少し残念でした。


Lan航空なんだからもっとたくさんチリワインを置いて、この時間をいろんなワインを知ってもらうチャンスにしたらいいのになー・・・


Category : Maipoマイポ
Posted by  Akiko Nagae on  | 0 comments 

Viña Laurent

Tarapacaの後、もうひとつワイナリーを訪問しました。

Laurentというブティックワイナリーです。
オーナー兼醸造家のフランス人のDamien Laurentさんがご案内くださいました。

laurent (3)

大規模ワイナリーのTarapacaとは真逆で、2008年より、わずか4ヘクタールの土地で少量のオーガニックワインを作っています。

場所も変わったところにあり、Talaganteという地区のコンドミニアムの中、住宅街の一角の家たちが隣接している中にあります。

立地も珍しいですが、使っている器具たちもあまりチリでは見ないコンクリートではない卵形タンクをメインで使っていました。ナチュラルなもので作られているといっていたからただのプラスチックではないのかな…

ステンレスタンクは小さいものがひとつだけ。

laurent (4)

そしてそのタンクたちのそばにいくつかの木の樽と、ステンレスの樽がありました。
これはPontificia Universidad Catolica de Chile(カトリカ大学)と合同でVinificacion Integralと呼ばれるものの研究をしているそうです。

laurent (6)laurent (21)

Bodega↓

laurent.jpg

ティスティングはこちらのバーカウンターで。

laurent (2)laurent (19)

何杯飲んだかわからなくなるほど、たくさんいただきました。笑

1. Viña Laurent/Reserva /92%CS, 8%Carménère/2013/Maipo
2. Viña Laurent/Gran Reserva /85%CS, 15%Carménère/2013/Maipo
3. Viña Laurent/Zaphir Tinto/45%Petit Verdot ,40%Carménère,15%CS/2013/Maipo
4. 研究中のひとつ。木の影響のないステンレス樽のワイン
5. 研究中のひとつ。フランスのAllier産ののオーク材を使った樽のワイン
6. 研究中のひとつ。フランスのNevers産のオーク材を使った樽のワイン
7. 現在卵で寝かせ中の2014年収穫のPetitVerdot100%のワイン
8. 最後にZaphir Blanco 2013がもう売り切れてストックがなかったので、卵のタンクに入っている2014年収穫のものを飲ませてもらいました。Viognier100%のデザートワインです。

完成品でいうと1から3になるにつれてだんだん癖がなくなってきます。
フランスで飲んだオーガニックワインと割と近い味がするけど、それより少しアルコールがきつめです。
ボルドーにもワイナリーがあるそうで、ボルドーでの醸造方法をベースに考えるので、基本的にアンサンブルを作ることを考えているそうです。ちなみにボルドーにあるワイナリーはCHÂTEAU L'ESCARTというそう。

4から6はそれぞれが全く違う特徴を持っていてテイスティングが楽しかった~
4はDamienさん曰く、木樽の影響ゼロなので、ここの葡萄の味をわかってもらうのによいとおっしゃっていました。
5は木の影響が強くて、アンサンブルに使うには向いているが、葡萄の味が隠れてしまうとのこと。
6は5と反対に、木の影響はわずか、だけど後味を長く残すのには向いている樽だとか。

7はさすがPV100%だけあってとても濃かった~

8はDamienさん曰く、おそらくチリでViognier100%のデザートワインは初じゃないかとのことでした。
甘すぎず、香りも良くてとても好みなデザートワインでした。
今は売り切れだけど、ボトル詰めも終わり、少し寝かせて7月くらいになれば販売するよとのことでした。

でもここのワインは80%輸出で、20%国内消費だけど、大手販売店では今のところ販売しておらず、限られた小さなお店でだけの販売だそうです。

オーナーはとっても気さくな方で、どうして大手で販売していないか、レストランでの販売についてなど、一般消費者ではなかなかわからないお話までいろいろ教えて下さいました。
 
laurent (22) laurent (23) laurent (24)  

今回は対照的な2カ所のワイナリーを訪れることができて、とても贅沢な一日でした♥

Category : Maipoマイポ
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